アニメーション裏話

20250527a.jpg先日「Balance Brace 2025」をリリースしました。
製作期間は、半年ぐらいかな。実は、アニメーションパートは随分前に手掛けてあって、レンダリングせずに保留してました。再着手にあたってカット数を増やし、「フレーム」「スキン」「海」を別々にレンダリング。で、Premiereでレイヤー化。書けば二行ぐらいで済むけど、同じシーンを三度レンダリングする必要があるので、それなりに手間暇かかってます。

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始まりは、だいたい音楽からです。有償のBGMサイトを聴いて「おっ」と思ったものを普段からブックマークしてます。それを時々聴き返しては、イメージを膨らませています。物心ついた頃から、映画やテレビ番組のサントラばかり聴いてました。周囲が、ツェッペリンだ、ディープパープルだ、あるいは聖子ちゃんだと言ってる中、ひたすらサントラのLPを(お小遣いの許す範囲で)買い漁っていたのを昨日のように憶えています。
絵コンテは、あんまり描きません。何か閃きがあった場合に、ちょこっとメモする程度です。なので、シーンの構成は上がってきたカットを組みながら「あ、これいい」「これダメ」で進めています。とどのつまりは、テキトー至上主義ってことで(笑)。と言いつつ、プロのアニメーターの絵コンテ書籍はよく買ってみてます。押井監督や宮崎監督の絵コンテは、何回見ても飽きません。

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実写パートは、敢えて数種類のカヤックで行いました。このバランスブレースは「ボリュームのある艇では無理なんでしょ」みたいな誤解があるようです。特に海外でのレクチャーでは、みなさん割と大きめのカヤックを御使用。この段階で、諦め気味。ちょっと残念です。実際には、一概にボリュームの問題ではなく、要は乗り手とフネの相対的なバランスだと思っています。欧米の方々は、日本人より大きいですからね、その分、フネにボリュームがあってもいいでしょう。というわけで、説得材料として、シェルターにある艇では大きめのNOOKとKap Farvelも出撃と相成りました。おりゃっ!

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どちらも海外製ということもあって、自分にはオーバーサイズです。カナックに比べたらやりづらいし、パワーも要します。でも、出来なくはない。ヒントとしては…どうすれば、カヤックと一体化できるのか、その辺に思考を巡らせてみればよろしいかと。バランスブレースや数あるロールもまた「操船」の延長です。下半身としてのカヤックをどう操るのかを考えれば、ボリュームの問題は解決できます。

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ちなみにバランスブレースはグリーンランドのテクニックではありません。しかし、カヤックとの一体化を模索する上で最も有効なワザです。ぜひモノにしてください。今回は、諸事情からアニメーションにテクニックの説明を載せませんでした。その代わりと言っては何ですが、以前作ったアニメーションには説明があるので、そちらを参考にしていただければと思います。

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