Ukee Greeland Weekend(番外編)

20240718d.jpg初めて海外からお声がかかったのが2011年のSSTIKS(QajaqUSA主催)でした。異国の方々を相手に、ロールレクチャーやらプレゼンテーションやら、ガチガチに緊張しまくっていたのは言うまでもありません(笑)。今となっては、懐かしい思い出です。
そんな中、割りと平均年齢高めの参加者たちに交じって、とても目立った若いカップルがいました。ジェームス(相棒のジェームスではありません)とメリッサ。大柄なジェームスが、メリッサの小柄さを際立たせていたのをよく憶えています。微笑ましいカップルでした。

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そのお二人に、13年ぶりに再会しました。
Ukee Greenland Weekendの二日目を終えて、ジェームスのお店のカウンターでビールを飲みながらメールチェックしていたときのことでした。何やら賑やかなお客さん二名の来店が背後から聞こえてきました。キムさん(ジェームスのパートナー)が対応していたので、特に意に介さなかったのですが…ですが…ですが…会話の端々に“ジェームス”とか“メリッサ”という名前が聞こえてきます。「はーてな、どっかで聞いたような名前だなぁ」と少しは気になったのですが、「ま、いっか」ってことで引き続きメールチェック。

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15分ぐらい経ったでしょうか。キムさんとお二人、結構盛り上がってます。さらに「ま、いっか」ってことで、メールチェックを終えてオモテの空気でも吸って来ようと席を立って振り返ったところ、お二人のうち女性の方がこっちをみてフリーズしています。気づけば自分もさっき引っ掛かった名前から記憶を検索し始めていました。たぶん、ものの数秒だったと思うんですけど、ずいぶん長いこと彼女のお顔を見ていたような気がします。口火を切ったのは向こうでした。「Eiichi!?」その瞬間に2011年の引き出しが開いて、記憶が繋がりました。オーマイガー、なんてこった!

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聞けば、今はバンクーバーにお住まいで、ユークルエレットにはバケーションで遊びに来たのだとか。ジェームスとも以前から知り合いで、スキンカヤックのメイキングレクチャーを受けたことがあるんだそうです。その夜、二人は再び来てくれて、一緒に飲みながら当時の話に花が咲きました。あの若いカップルが今でもトラディショナルスタイルにハマってるなんて…ほんっとに嬉しいことです。

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海外のあちこちへ出向き、この歳になっても自分の知らないことだらけで「世界はまだまだ広いなぁ」なんて思ってましたが、こうした再会は逆に狭さも感じさせてくれます。んー、いや違うかな。“繋がり”に距離感はないのかも知れませんね。今更ですが、長く続けていると、こうした再会も楽しみになってくるんだな、と再認識しました。
ジェームスとメリッサには、ぜひ日本にも遊びにおいでとお誘いしときました。

よしなしごとでした。スビバセン💦

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