シェーダーとSTAY SALTY

20231217a.jpg来年のSTAY SALTYツアーに向けて、新規にアニメーションを作成中です。

今回も新しい試みを導入してみました。
「Lightning Boy Shader」というトゥーンシェーダーです。自由度が高く、表現の幅も広いです。ただ、その分、パラメータの反応がセンシティブ。匙加減、匙加減ですね。このシェーダを使い倒す意味でも、いわゆる2DテクスチャはSTAY SALTYのロゴだけにして、他はシェーダか3Dテクスチャで表現してます。連日、試行錯誤の繰り返しで、脳みそにイイ汗をかいてます💦💦💦

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いま作っているのは、他でもなく「ジェームス」です。アイキャッチ的な演出に使おうと思ってます。ロール本編は、別のキャラになる予定。
アニメーションと言えば、ジェームスがこんなことを言ってました。「俺たちはカートゥーンみたいなものだ。エイイチがモーションでさ、俺が声ってわけ。二人でワンセットだ」ちょっと小っ恥ずかしかったけど(笑)、STAY SALTYを組もうと思ったのは、この瞬間だったかもしれません。
「エイイチはモーション」…これを、自分は動きを作る担当、つまりアニメータだと解釈しました。ジェームスは「声」。表現を観客に直接届ける役割です。というわけで、彼を前面に押し出すべく、出来る限り縁の下に徹しようと思ってます。そのための、第一弾がこの「ジェームス」だったりします。もう充分有名ですが、さらにGカヤッカーへの浸透を深める一助になれたら嬉しいです。

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よく「STAY SALTY」って、あんまり良くない意味なんじゃないの?というメール等をいただきます(笑)。確かに、スラングで「勝手に怒ってろよ」みたいな使い方があるようです。ただ、我々のはそういうことじゃなくて「潮っけを維持しときなよ」という意味から、ロールしようぜ、練習しようぜという思いを込めたネーミングなのです。
発祥はイタキ島(ギリシャ)でのロールクラスでした。参加者の皆さんが海に入る前に、自分とジェームスとで軽くロールの説明をしてたときのことです。自分はカヤックに乗って回る役、ジェームスは自分の横に立って解説。スタンダードロールのブレードの角度を説明するクダリでジェームスが「悪いけど、ちょっと沈したままの状態をキープしてて」って言うので、素直に沈して水中で待機です。その間、ジェームスはブレードの角度をあーでもねぇ、こーでもねぇと説明していたのでしょう。

んーーーー…。

長い、長いんですよ。いつまで待っても、リカバリの合図が来ない。エラ持ってるわけじゃないので、そんなに長い水中生活なんて無理じゃないですか。さすがに、呼吸も兼ねて「おい、まだかよ?」って一旦顔を水面上に出したんです。そしたら返答が「STAY SALTY(まだ水中に居ろよ)」でしたとさ(笑)。そこから一気にお互いのブームになったと記憶してます。

さて、来年のツアーに向けて、もう少し“仕込み”に精を出すことにします。ご期待ください!

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