GUTS2022 開催報告

画像①.JPGこんにちは。QJの峯岸です。

11月12日(土)、13日(日)、GUTS2022を開催しました。

三年ぶりのGUTSは、大貫中央海水浴場(富津市)・STORM SHELTERにて実施。二日間で延べ38名が参加されました。



〈プログラム〉※強風予報のため、スケジュールを変更しました

◆11/12(土)

開会式、ロール解説と審査ポイントのレクチャー、競技会ルール説明

=競技会(リジッド艇部門・Qajaq部門)=

プレゼンテーション、オークション、表彰式



◆11/13(日)

ロールレクチャー、競技会振り返り、閉会式、QJ総会



GUTS2022のメインコンテンツは、競技会と審査体験です。現在、QJの中で競技会の審査員を務められる人が限られるので、多くのメンバーが審査をできるようにすることと、ロール競技の理解を深めていただくことを目的としました。

初心者の方が多かったため、ベーシックロール5種に絞って審査ポイントを解説しました。その後、競技会ルールについての説明と、競技会で挑戦するロールの申請を行い、いざ!出陣。大貫の海にグリーンランド艇がずらりと並び、競技会が実施されました。



画像②.JPG

画像③.JPG



今回は、GUTS史上初 (?)の子どものエントリーがあり、ダイチくんがトップバッターで出場。審査員のところまで漕いで戻ってくるという特別ルールで見事に完漕しました。



画像④.JPG



競技はA・B、2つのグループに分かれて行い、各グループに審査員2名、タイムキーパー1名をおき、+交代で1名ずつジャッジング体験をしていただきました。

両グループともギャラリーや審査員から声援が送られ、和気藹々とした雰囲気で競技が行われました。



画像⑤.JPG



大貫海岸は遠浅のため、水中に立って審査できましたが、11月の海は長時間入っているとさすがに冷たかったです。午前中、ずっと審査員を努めてくださった方々には申し訳なかったなと思います。(次回はドライスーツ必須!)また、当日、タイムキーパーや急遽の審査員をお願いした方々にもお詫びと感謝を申し上げます。





競技会後、STORM SHELTERにて、伊東英一氏によるプレゼンテーションが行われました。

ストームロールに特化したプレゼンテーションは、ストームロールに挑戦中の人にも、これから挑戦したいと思っている人にも、ストームロールのポイントはもちろん、一つのロールを極め、「見せる(魅せる)ロール」をもつという視点はとても参考になったと思います。伊東さん、ありがとうございました!



画像⑥.JPG



続いて、オークションを実施。

パドル、チュイリック、カヤック、ミニチュアカヤック(お手製!)、ロングジョン、フォールディングナイフ、白ガスのストーブ、テントなど、魅力的な品物の数々が出品されました。中でも白熱したのがパドルです。田中さん手作りのパドルをさやかさんがGET!自分仕様に削るもOKとのこと。これから、Qajajqとともによき相棒として仲良くなっていけるといいですね。

※出品者の方には、売上げの10%をQJに寄付して頂きました。ありがとうございました!



画像⑦.JPG



最後に表彰式を行いました。入賞者は以下のとおりです(敬称略)



〈総合優勝〉

男子:廣田英司

女子:峯岸真弓



〈リジッド艇部門:第1位〜第3位〉

男子:廣田英司・村上義・戸谷嘉伸

女子:峯岸真弓・木村恭子・鈴木恵



〈Qajaq部門:第1位〜第3位〉

男子:魚住光治・田中俊彦・高橋毅志

女子:峯岸真弓・平原さやか



〈特別賞〉

鈴木大智・鈴木思惟



画像⑧.JPG



スケジュール変更により、一日目にギュッと詰め込むかたちになりましたが、早め早めの進行で無事終了しました。





GUTS二日目。朝は穏やかな天気だったものの、10時頃から風が強まる予報のため、急ぎ準備をし、一時間ほど海に出ました。ストームロール、前屈系、レイバック系、それぞれ希望のグループに分かれてロールレクチャーを行いました。短時間でしたが、それぞれ持ち帰って自主練に繋がる集中練習になったと思います。



画像⑨.JPG



海からSHELTERに戻った後、競技会(GUTS)の振り返りをしました。【①全般 ②良かったこと ③これから(改善)】について一人ずつ発表していただき、感想や今後の目標、これからのGUTSに向けての意見などをシェアしました。最後に、二日間お世話になったSHELTERの原状復帰と片付けを行い、GUTS2022は閉会となりました。(その後、QJメンバーで総会を実施)





三年ぶりに開催したGUTSでしたが、執行部もサポートスタッフも初めての運営で分からないことも多く、アドバイザーとして入っていただいた田中さんと魚住さんに色々と助けていただきました。また、メイン会場としてSHELTERの施設やカヤックなどの道具類を借用させていただいたSTORM ONの伊東さんにも大変お世話になりました。今回はGUTS当日だけでなく、7月以降、毎月練習会を開催し(10月は3回!)、その度に講師やサポーターとしてもお世話になりました。皆さんの多大なご協力により、GUTS2022を開催することができました。本当にありがとうございました。スタッフ、サポーター、参加者の皆さんに、心より御礼申し上げます。



画像⑩.jpg



↑さやかさん作。エントリー締め切り間近に登場したので、あまり目に届かなかったかもしれませんが、こんなに素敵なイラストを作ってくださっていました!今年はTシャツのデザインも新バージョンになりました。GUTS2023ではどんなデザインになるでしょうか♪



また皆さんと、そして今回は残念ながら参加できなかった方々とも、一緒にカヤックを漕げる日を楽しみにしています。





峯岸真弓

この記事へのコメント

eiichi
2022年11月19日 07:51
お疲れさまでした。
あっという間でしたが、Mayumiさんにとっては長い道のりだったかもしれませんね。よくゴールまで辿り着いたと感心してます。しかし、これはまだ「一面クリア」にすぎません(笑)。ラスボスは、まだまだ先で待ってます。経験値を上げてひたすら挑戦しつづけましょう。応援してます。
Mayumi
2022年11月19日 17:01
eiichiさん、
ありがとうございます。eiichiさんをはじめ、皆さんのご協力のお陰でゴールまで辿り着くことができました。長かったです (笑) ようやくひと休みできると思いつつ、「次はこうしよう」とか「こうやってみたらどうだろうか」と考えてしまっています。カタチのないものですが、一つ作ったら次のフネを作りたくなる、Qajaq作りと少し似ているのかもしれません(笑) また新たなステージに挑んでいきたいと思います。