カレーまん物語 第二十四話 “わびサビの巻”

0106b.jpgお陰様で、カレーまんは依然絶好調です。年末年始も走りまくりました。プライオリティが“運転”にあるので、自然と酒の量も減ります(どんな因果関係なんだよ)。

2021年はレストアを始め、あちこちを結構イジりました。もちろん、今年もイジり倒す所存です!
しかし、しかし、こうやって自分好みのイイ感じのクルマに仕上げていっても、解決できない永遠の課題があるのでした。それは…

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見た目通り、チンクはブリキのおもちゃみたいなものです。モノコックボディにおける鉄板の合わせ目などは、錆の格好の的!レストア時にオールペイントも施したけど、実は塗面の下層ではジワリジワリと錆の浸食が始まっていてもおかしくないのです。…なんて、考えただけで発狂しそうになります(笑)。手をこまねいて見てるのもナンなので、556やLOCTITEは常備車載です。
最近のクルマは錆びないですよね。旧車とはやはり塗装技術や元々の鋼板が防錆仕様なんでしょうか。そういえば、フォードが開発した「電着塗装」という技術が、現代車のボディ塗装につながるルーツというのをどっかの記事で読んだことがあります。

うちのカレーまんだけじゃないと思うのですが、「錆スポット」があります(笑)。ドア付近とキャンバストップのリベットが当たる部分です。振動でリベットがボディを叩くのでしょう。目立たないクラックができて、そこから水気が浸潤…。オールペイントする前は、ピンポイントで錆が浮いてました。今は“やっつけ”で緩衝材を貼ってます。
ともあれ、自分で出来る防錆と除錆(錆転換)はこまめに行なって、あとは神様による定期的なメンテナンスを欠かさないようにします。ちなみに神様は、一台のチンクを30年近く乗っているそうです。見習いたいです。

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