SSTIKS Report - 4 : 1st Day(その2) -

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さて、いよいよプレゼンです。

20時。大きなテントの中には参加者やスタッフの方々が続々と集まってきます。日没は21時頃とのことで、まだ若干明るいですが、プロジェクタの映像を見る分には問題なさそうです。
やがてダブサイドがマイクをとり「日本にもグリーンランドスタイルを愛好するクラブがあります…云々」という前振りのあとで俺を紹介してくれました。本来の俺ならその割れんばかりの拍手に飲まれキンチョーの限界に達するのですが、実際のところそれどころではなかったのです。

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遡ること二時間前。
プレゼンに備えてデータチェックをしようと思い、ダンにノートPCを借りました。バッグから無造作に取り出したソレは案の定木屑だらけ。こんなPC見たことねーよ(笑)。USBスロットにもしっかり木屑が詰まっています。フーッと強く息を吹き込んで木屑を追い出します。「げほっげほっ」
USBメモリからプレゼンデータをローカルにコピー。問題なし。
さっそくパワーポイントを起動して、データを開いてみます。今回は画像やFLASHアニメーションを多用したので、読み込みに少々時間を要します。んー…「お、来たっ。」と安堵したのも束の間。何か様子が違います。QajaqJPN,のロゴの日の丸が潰れているではあーりませんか。そうなんです、アスペクトレシオ(縦横比)の規格が違ったんですね。さて、困った。慌てても仕方ないので、冷静にコンパネのモニタプロパティを開いてみます。ここで解像度の変更が可能です。NTSCに準拠するようなサイズがプルダウンメニューにあったので迷わず選択します。「よし、これでOK!」と再びPowerPointに戻りますが、日の丸は依然潰れたまま。イヤ~な汗が滲んできました。心なしか少し脈拍も速くなっています。おいおいおい、落ち着けー。「そうだ、PowerPoint側にも縦横比を制御する機能があったハズ!」さっそくメニューを探しまくります。ありました、ありました。「Fit Screen」なんてボタンがあるじゃないですか。これを解除…っと。「か、か、解除できません?」
様子が変だと思ったのか、ダンが来てくれました。これこれこういう状況なんだよ、と説明すると、即答で「俺も分からん。」と力強い返答をいただきました(こらー!)。ダンがダブサイドを呼んで来ました。“大きなカブ”かよ。ダブサイドもあれこれ手を尽くしてくれましたが、結局直らず。「もしかしたら出力する画面のサイズに依存するということであれば、プロジェクタに映せば正常なサイズに戻るんじゃないか?」っちゅうことで、さっそくトライ。
ふぃ~(汗)、その通りでした。日の丸はまん丸に戻りました。

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トラブルというのは続くものです(泣)。
縦横比が正常になったところで、各ページを一枚一枚チェックしていきます。な、なんとFLASHアニメーションが表示されません。ダンに確認したところFLASH PLAYERはインストール済みとのこと。FLASHアニメーション無しでもプレゼンは可能ですが、演出効果は半減してしまします。それにこの資料を作るにあたって、アニメーション作成にもかなりの時間を費やしました。是が非でも見せたい!!!!!
実はPowerPointにFLASHアニメーションを表示させるには、通常の画像のようにファイルを選択して「読み込む」だけでは出来ません。プロパティに各ファイルのパスを通してあげる必要があるのです。確認したところこのパスがすべてのFLASHアニメーションデータにおいて消えていました(大汗)。ここはもう手作業で一個一個のファイルをアサインしていくしかありません。前述の「縦横比」のトラブルで小一時間は潰れましたから、プレゼンの時間まであと一時間!「間に合うのかー!?」
そんなこんなで怒涛のタイムアタックがあっての「本番」だったわけです。つまりヘロヘロだったっちゅうことです。キンチョーする余力もなかったのでした。

プレゼンは「Greenland Style Kayaking in Japan」と題して、主に俺“伊東英一”の目線から「Greenlanders発足」→「G-style」→「QajaqJPN発足」→「GUTS」という流れで、歴史と言ってしまうと大袈裟ですが、そんな感じの沿革を解説しました。改めて振り返ると結構色んなことをやってきましたね。基本的に、結果が良くても悪くても終わったことは引きずらないようにしています。過去に拘ると前進のスピードに影響します。反省とか後悔は全部終わってからすればいいという超無責任派です(笑)。だから今までこんなにしっかりと過去を振り返ったことはありませんでした。
プレゼンの最中よりも、資料を作る段階で過去の色んなシーンを思い出しました。よく走ってきたと思います。付き合ってくれたみなさんにも感謝します。おお、「みなさん」と言えば今回は“キーパーソン”と称して以下の画像の方々を紹介しました。日本にもこんな達人がいるんだなぁという目で見入ってましたよ。
奇しくも「SSTIKS」の初回と「G-style」の初回は同じ年だそうです。しかも、どちらもゲストはグレッグ・ステイマー。面白い偶然ですよね。
プレゼンの内容については「GUTS2011」でそのまま再現したいと思います。ぜひ足をお運びください。

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残念なことにトラブルで頭が一杯だったせいか、撮影を依頼し忘れました。リバランどの、ごめんちゃい。
というわけで、プレゼンは節子さんの偉大なるサポート(笑)もあって概ね成功だったと思います。笑いもとりました(これ大事です)。手応えの測りようがないので「どうだったかなぁ。」と少し心配していたのですが、翌日参加者のみなさんと会場内ですれ違うたびに「昨日のプレゼンよかったよ!」「サイコーだった!」「節子とEiichiは日本のコメディアンチームだ!」とイイような悪いような感想をたくさんいただきました。改めて節子さんに感謝します。どうもありがとう!

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以前、QajaqJPN,のMLで「プレゼンで世界中のGなカヤッククラブと連携したいと言うことを伝えようと思う。」という旨を話したかと思います。しかし、それを前面に出しすぎると本来のお題から逸れてしまうということで、今回は少しだけ触れることにしました。
プレゼンが終わって解散すると、キャンプサイトの方でそれぞれいくつかの宴会グループが出来ており、お招きに与りました。ある御仁から「さっきのプレゼンでのグローバルリンクは素敵な考えだと思う。しかし、それはネット上だけでは無理だ。」ということを言われました。つまり、実際にお互いの国を行き来して、五感で情報を吸収し、自分の国へフィードバック。相互間でこういった動きがとれて初めて連携できるということを仰っていました。
確かにその通りだと思います。我々も日本国内での競技会やイベントを充実させると共に、可能な限り海外のイベントにも顔をだすべきであり、そうすることで海外からも日本のイベントへの参加者が増えていくのだと思います。そんなことを考えながらスコッチをストレートで何杯も飲まされたのでした。あいつらサイテーです(笑)。

次回は「SSTIKS 2nd Day」。ダブサイドと組んでのレクチャーの様子をお伝えします。
ではでは。

この記事へのコメント

ほげた
2011年06月21日 22:43
すごいすごーい
続きも楽しみにしてますね
Eiichi
2011年06月22日 07:52
ほげたさん>
ありがとうございます。
ぼちぼち書いていきますので、お暇なときにでも覗いてみてください。
リバラン
2011年06月22日 13:38
色々な国の、Gな人とコミュニケーションということですね。
やっぱりイタリアですか?
Gはグローバルということか?!
Eiichi
2011年06月22日 14:34
リバランどの>
Gはもはやグローバルな展開になってきていると言っても過言ではないと思います。これはマリギアック、ダブサイド、ヘレン、フライア、グレッグといった方々が世界行脚した結果でしょう。まさに偉業ですよね。

イタリア、行きますか? 食い物と泊まる場所には事欠かないと思いますよ、選ばなければね(笑)。イタリアで思い出した。今日、サンタフェ在住の16歳の若者からFacebook経由でメッセージをいただきました。「独学でロールを練習しています。やっとハンドも出来るようになりました。よかったら動画を見てください。」ですと。かぁぁぁ-っ、なんと熱い16歳でしょ!堪りません。応援のメッセージを返信して、マリギアックを紹介しました。やっぱイタリアですか!
リバラン
2011年06月22日 22:46
イタリア熱いですね!
やっぱイタリアですか。
イタリア貯金しようかな。

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